VJ KSKA
ARTIST> VJ KSKA
VJ KSKAは北米コロラド州デンバー在住、Keisuke Shinguによるビジュアル・プロジェクト。2000年以降その活動拠点をアメリカに移しグローバルに活動中。そのキャリアは東京のクラブシーン黎明期、94年のManiac Loveに遡る。東京クラブカルチャーの原点ともいえるこの伝説のクラブで当時DJ WADA、YAMA、Q'HEYらがオーガナイズしていたパーティーにVHSテープを持ち込んだことをきっかけに、VJとしての活動を開始。以降、常に進化を続けるエレクトロニック・ミュージックに魅了されながら、デジタルテクノロジーを使ったインタラクティブな映像表現の可能性を模索し続け、サウンドに色や感触を与える彼独自のスタイルを確立していく。2000年に渡米以降、デザインソフトウェアの開発に携わるかたわら、進化するテクノロジーによって表現の自由度やインタラクティブ性がより高まりつつあることを確信し、現地のトップクラブやイベントなどでVJ活動を再開。多くのトップDJやオーガナイザーとの出会いを通じ、2007年にはデンバーに本拠地を構え世界最大級のダンスミュージック専門音楽配信サイトを運営するBeatportに参加。サイト上の新機能開発や多言語化に従事する。並行して、シーンから絶大な支持を受けるBeatportが世界で唯一プロデュースする「リアル」な現場、クラブBetaの立ち上げに企画から参加。そのオープニングから今日までDanny Tenaglia, Sasha & Digweed、Dubfire、M.A.N.D.Yら、世界最高峰のDJ、アーティストたちが最新のプレイを披露するBetaのレジデントVJとして現在に到る。
VJ KSKAは、空間に放たれた音、そして、アーティストとオーディエンスが織りなすダイナミックな空気感の「表情」や「感触」を、色や形によってアブストラクトかつスタイリッシュにビジュアライズする。コントローラ等のアナログインターフェイスを駆使し、リアルタイムに、そしてダイナミックにモーショングラフィックを操る彼のスタイルは、ビジュアルをフロアの波とシンクさせていく。まるで「シナスタジア」(=synesthesia)とでも呼ぶような、オーディエンスに新たな知覚体験を提示してくれるその斬新なスタイルは近年高く評価され、米クラブ業界誌が主催する2010 Club World AwardにBest Resident VJとしてノミネートされている。
最新の動向としては、クラブBeta以外にもデンバーで定期的に開催されている1万人規模のイベントにレジデントVJとして参加し、ローカルなVJ達を束ねるオーガナイザーとしても精力的に活動を展開中。マイアミで開催されたWinter Music Conference 2010では注目度の高いBeatportステージの映像を担当し、エレクトロニックミュージック系のフェスティバルでは世界最大規模の集客を誇るDetroit Electronic Music Festival 2010にてRedbullステージの映像をVJ Cultureと共に演出予定。2010年はVJ KSKAのアメリカでの評価の高さがうかがえるニュースが続発。精力的に活躍の場を拡張し続けるVJ KSKA、今後の活動にも注目が集まる。

